県下最大の米どころ
「にしみのブランド」として栽培される「にしみの産米」は、県下トップを切って収穫される「あきたこまち」を始め、全国ブランドの「コシヒカリ」、岐阜県を代表する「ハツシモ」、また、「あさひの夢」、「ひとめぼれ」と品種はさまざま。地域の特性を生かした品種を選定して栽培を行っています。
その生産量は県下の約3割を占め県下最大の米どころとなっています。大地の恵みと愛情たっぷりで育った「にしみの産米」は、品質・味とも好評を得ています。
れんげのかおり(ハツシモ)
岐阜県の花「れんげ」から名付けられたお米です。れんげの花が咲く4月から5月にかけ、れんげと一緒に田を耕すことで、土にれんげをすき込みます。そうすることで、稲が必要とするチッソ成分を含んだ元肥になり、生育に必要な力のある土壌になります。化学肥料や農薬を抑えた特別栽培米として、県が進める「ぎふクリーン農業」(50%以上削減)の認定を受けた、こだわり米です。
特別栽培農産物
無洗米・れんげのかおり(ハツシモ)
平成17年10月から販売を始めました。無洗米とは、「とぎ洗いせずに炊けるお米」をいいます。一般的に精米したお米でも表面にヌカが付着しており、このヌカをとぎ洗いすることでおいしいお米になります。無洗米は、とぎ洗いの必要がなく若い女性にも人気があり、とぎ水を排水しない環境にやさしいお米です。
特別栽培農産物
木曽三川米(ハツシモ)
岐阜県を代表するお米で、主に平坦部で栽培されています。全国でも栽培は岐阜県だけということで、収穫量が少なく「幻のお米」ともいわれています。大粒で、梅雨の時期が過ぎても味が落ちず、季節に関わらず品質と味が安定しています。 管内では、揖斐川と木曽・長良川の合流する地帯で栽培されることから、「木曽三川米」として販売しています。
コシヒカリ
全国で一番多く栽培されており、全国ブランドのお米です。県内ではハツシモに次ぐ第2位の作付面積があり、昼夜の温度差が大きい中山間地で栽培されています。管内では、垂井町を中心に関ケ原町、上石津町で栽培され、炊き上がりがふっくらと柔らかい品種です。
あきたこまち
秋田県生まれの品種ですが、早生品種として海津市を中心に栽培が定着しています。管内で栽培されるお米の中で一番収穫が早く、8月中旬頃には新米として販売されています。