サトイモ「大垣里丸」出荷/1月中旬から本格化

 管内の大垣市で、1月中旬から2月にかけてサトイモ「大垣里丸」の出荷が行われました。
 サトイモを栽培するのは同市内の5戸の農家で構成する大垣さといも部会です。約1㌶の休耕田を利用し、他産地との差別化を図るため、専用の選別機を使用し、サトイモの大きさや形にこだわり、丸いサトイモのみを選別して「大垣里丸」のブランド名で出荷しています。
 今年産は、夏場の猛暑や少雨による乾燥で栽培管理が大変でしたが、品質は上々。形も丸いものが多く、出荷量も平年並みです。今年は市場の出荷が少なくなる2月ごろをピークに約2㌧を岐阜市場へ出荷しました。

 同JA大垣営農経済センターの担当者は「年々、部会員が高齢化してきている。産地の活性化と次世代の生産者確保に向けて特産のサトイモをPRしていきたい」と話しました。
 
サトイモの出荷作業をする部会員
サトイモの出荷作業をする部会員

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