甘さ申し分なし 大垣市、ナシの出荷始まる

 岐阜県有数の梨の産地、大垣市で梨の出荷が7月19日から始まりました。同市は江戸時代から続く梨の産地で生産量は県内第2位を誇ります。今年産は天候にも恵まれ2L、3Lの大玉が多く、収量や品質、糖度ともに上々の仕上がりです。
 大垣曽根梨部会13戸と南若森園芸組合13戸で組織する「大垣市ナシ生産連絡協議会」が約11㌶で栽培。大垣、岐阜市場やJAにしみの管内のファーマーズマーケットなどへ出荷し、8月18日には同市の「奥の細道むすびの地記念館」で即売会も行う予定です。
 大垣曽根梨部会の林政美部会長は「全体的に大玉で甘くみずみずしい梨に仕上がった。たくさんの人に大垣市の梨を食べてもらいたい」と話しました。
 出荷は7月下旬に「なつしずく」、8月から「幸水」と始まり、その後は「豊水」、「新高」など品種を切り替えながら9月末頃まで続きます。
梨の生育状況を確認する林部会長
梨の生育状況を確認する林部会長

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