最需要期に向けて グリーンねぎ出荷本格化

 県内最大の小ネギの産地神戸町で、ブランドネギ「グリーンねぎ」の出荷が本格化しています。神戸町は県内の小ネギの9割を生産する一大産地。JAにしみの下宮青果部会協議会グリーンねぎ部会の生産者6人が約5㌶のハウスで周年栽培し、年間172㌧を目標に岐阜や名古屋、北陸市場へ出荷します。
 「グリーンねぎ」はえぐみが少なく、くせがないのが特徴で、香りが高いためそうめんやざるそばなどの薬味として人気が高く、ピークとなる7月~9月は多い日には日量1㌧を出荷します。今年産は5月上旬に種をまき、その後、気候にも恵まれ生育は順調。暑さや乾燥に弱いため、今後は天候に合わせて遮光ネットをかけて生育を保持したり、灌水方法の工夫で適切に水を撒くなど、高品質な「グリーンねぎ」の安定出荷を目指していきます。
 同部会の戸川忠和部会長は「これからお盆の最需要期に合わせて出荷量はどんどん増えてくる。販売店の要望に応えられるよう計画的に栽培していきたい」と話しました。
出荷が本格化しているグリーンねぎ
出荷が本格化しているグリーンねぎ

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