県内トップを切って田植えスタート 昨年以上の収量を目標に

 管内の海津市で4月10日、県内トップを切って水稲「あきたこまち」の田植えが始まりました。同市は県内でも有数の水田地帯。この日は農事組合法人札野営農の作業員らが、一昨年から導入したGPSを活用した直進キープ機能を備えた田植え機を使いながら苗を植えました。
 「あきたこまち」は8月上旬に収穫を迎える早場米で、収量や価格が魅力の品種。同法人では今年産水稲の作付面積、約53㌶のうち約16㌶で「あきたこまち」を栽培します。
 作業班長の土方兼行さんは「天気も良く風もない田植え日和で良いスタートが切れた。昨年は高温障害の影響もなく10㌃当たり540㌔の収量があった。今年はそれ以上を目標にしたい」と意気込みを話しました。
 管内の「あきたこまち」の田植えは4月下旬まで行われ、8月上旬ごろに収穫。8月中旬には初出荷される予定です。

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