秋の味覚 柿の出荷が本格化

 JAにしみの管内の海津市南濃町、養老郡養老町で栽培されている柿の出荷が本格化しています。JA南濃柿部会では部会員79人が約19㌶で栽培。主力品種の「富有」や「早生富有」、ほぼ種なしで糖度が高く食味も良い「陽豊」などの栽培を行っており連日収穫作業に追われています。出荷は12月中旬まで続き120㌧を目標に東京新宿市場に出荷します。
 今年産は例年より気温が下がるのが遅く色づきはやや遅れ気味だったが現在は順調に生育。病害虫の被害も少なく大玉傾向で外観・品質ともに良好です。
 同部会の岡田篤史部会長は「産地の南濃町、養老町は養老山脈からの湧き水が揖斐川に流れ込む土地で、水はけのよい傾斜地であるため、甘い柿が育つ場所。産地の魅力をもっとPRし消費者に美味しい柿を届けたい」と話しています。


 

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