JAにしみの

ごあいさつ

平成11年7月、西南濃地域を管轄する6JA(JA大垣・JAごうど・JAあんぱち・JA海津・JA養老・JA不破)の合併によって誕生したJAにしみのは、令和6年7月で合併25周年を迎えました。これもひとえに、組合員をはじめとする地域の皆さま、そして当JAとともに歩んでくださったすべての方々のおかげであり、心より感謝を申し上げます。

25年を振り返ってみますと、バブル崩壊後の長引く不況、リーマンショックによる世界的金融危機、TPP、米の生産調整、大規模な自然災害、農協改革、新型コロナウイルス感染症の拡大など幾多の困難がありました。

昨今では、ウクライナ紛争の長期化や円安などの影響により生産資材価格が高騰・高止まりし、組合員の皆さまの農業経営に深刻な影響を与えています。また、5月には農業の憲法とも言われる「食料・農業・農村基本法」が制定以来25年ぶりに改正され、食料や農業を巡る情勢は大きな転換期を迎えようとしています。

このような中、当JAでは「未来を見つめ 西美濃の大地に根ざして さまざまな人々に 豊かな恵みとうるおいを与えるJA」の経営理念のもと、相互扶助の精神に従って協同活動を展開し、地域農業の振興と安心して暮らせる地域社会の実現に取り組んでまいりました。そして現在は第9次中期経営計画(令和4年度~令和6年度)の最終年度として、「農業者の所得増大の実現」「『食』と『農』を通じた地域活性化への貢献」「自己改革を支える経営基盤強化」の3つの基本目標の達成に向け役職員総力を挙げて取り組んでいます。

時代が変わり、世の中も大きく変わる中で、この先も原点である「農業を基軸とし地域に根ざした協同組合」としての役割を発揮し、組合員・役職員が共に助け合い、支え合う協同活動を展開するとともに、多様化するニーズに合わせた事業活動を展開し、「地域になくてはならない組織」であり続けられるよう努力を重ねてまいります。

末筆になりますが、組合員・地域の皆さまのご健勝とご隆盛を心からご祈念申し上げ、ごあいさつといたします。

令和6年7月1日


西美濃農業協同組合 代表理事組合長
玉井 寛之

JAにしみの25年のあゆみ

JAにしみのが誕生して以来、「地域に根差したJA」を目指し一歩ずつ歩んでまいりました。組合員の皆さまや地域社会とともに積み重ねた25年のあゆみを礎に、未来へ向かって進んでまいります。

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