「あきたこまち」初出荷式 1等米で品質良好

 JAにしみの管内で8月15日、県産米の全銘柄トップを切って令和5年産「あきたこまち」の出荷が始まり、同JAとJA全農岐阜は海津市の同JA海津集出荷センターで、初出荷式を開きました。水稲生産者やJA関係者ら約14人が出席。米の品質検査やテープカットなどの後、「あきたこまち」約12㌧をトラックに積み込み初出荷しました。
 令和5年産「あきたこまち」は、天候不順や、例年より早い梅雨入りや梅雨明けなどの影響が心配されましたが、品質は良好。出荷に先立ち行われた検査では、同JA営農販売部販売課の伊藤孝宏課長が品質を確認し、1等米と格付けしました。検査後、関係者に新米「あきたこまち」の炊き立てご飯が振る舞われ、今年の出来を確かめました。
 同JAの小林徹組合長は「あきたこまちは管内で最も早くとれるお米で、おいしさにも定評がある。皆さんの食卓に新米が並ぶのが楽しみ」と話しました。
 同JA管内の「あきたこまち」の作付面積は県内最大の約320㌶。収穫作業は8月23日ごろまで続き、1万9000俵(1俵=60㌔)の出荷を見込んでいます。JAのファーマーズマーケットや県内の量販店、スーパーでは8月下旬から順次、販売が始まりました。
 
テープカットで初出荷を祝う関係者
テープカットで初出荷を祝う関係者

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