ニセ電話詐欺に気をつけて 警察と連携し啓発活動

 JAにしみのは県下の警察署と連携し、5月26日と30日に近年多発しているニセ電話詐欺被害を未然防止するため、ファーマーズマーケット(以下FM)、FM垂井店、FM養老店、FM海津店に訪れた来店客に被害対策セットの配布や自動で録音できる防犯機能付き固定電話の紹介を行うなど詐欺被害への注意を呼び掛けました。
 警察署によると、令和4年の県内のニセ電話詐欺被害は、245件で被害額は約4億7千万円にのぼるなど前年に比べ大幅に増加したといいます。さらにその9割が65歳以上の高齢者で自宅の固定電話にかかってきたことをきっかけとしたオレオレ詐欺や還付金詐欺といった手口によるものです。そのため高齢者に向けた固定電話対策や注意喚起は急務であり、被害の減少に直結します。
 同警察署の近藤和久警部補は「お金に関する身に覚えのない電話があったときは、一人で悩まず、まず警察に相談してほしい」と話しました。
来店客に詐欺防止を呼び掛ける職員(左)
来店客に詐欺防止を呼び掛ける職員(左)

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