出来ばえ良好 ブロッコリー出荷本格化

 JAにしみの管内でブロッコリーの出荷が本格化しています。今年産は天候に恵まれたことで昨年と同じく例年より一週間ほど早い10月下旬から出荷がスタートしました。品質も花蕾が凝縮した良好なできで、来年2月中旬までに約4万2000ケース(1ケース=5㌔)を岐阜・名古屋・北陸市場へ出荷する予定です。
 JAでは、地域農業の活性化を目指して15年前にブロッコリーの栽培を開始。農機具のレンタルやJA全農岐阜との事前契約の値決め販売など栽培支援を積極的に進め、面積を拡大してきました。今年産は32㌶で栽培しています。
 大垣市の株式会社西濃パイロットでは15㌶で「おはよう」「こんにちは」「全緑174」の3品種を栽培。木村嘉孝社長は「8月下旬から9月中旬の定植時期は雨が続き大変だったが、排水対策を徹底したことやその後の天候がよかったことで生育は順調。今後も収穫適期を見極め需要のあるLサイズを安定出荷していきたい」と話しています。


 

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