秋の味覚 南濃みかん出荷始まる

 JAにしみの南濃みかん部会は10月14日、南濃選果場で「南濃みかん」のブランド名で親しまれる温州みかんの早生みかん説明会を行い、同部会員31人の他、JA職員や市場関係者、西濃農林事務所担当者、農業共済職員などが参加しました。市場情勢や今年の気象状況、他産地の果実の情報を共有した後、11月上旬から始まる早生みかんの出荷基準などを確認しました。早生みかんは12月下旬まで収穫され、今年は例年並みの50㌧の出荷を計画しています。
 同部会の飯田多加弘部会長は「南濃みかんの特徴は酸味と甘みのバランスの良さ。産地間競争が激化する中で産地の地名度を高め、たくさんの人に食べてもらいたい」と話しています。
 海津市南濃町は県内唯一のミカンの産地。JA南濃みかん部会100人が50㌶で「早生温州」「普通温州」を栽培。同部会では収穫したものをそのまま出荷する早生品種と、貯蔵庫で保管し寝かせることで酸味を飛ばした「蔵出しみかん」を出荷しています。

 

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