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にしみのブランド ロゴマーク

にしみのブランド『風景』

安全・安心な「にしみのブランド」農産物の生産を支える人や作業など、普段は目にすることのない風景を紹介。
地道な努力の成果がブランドを支えています。

2016年

2016年12月号の画像

ミニトマトの収穫作業
下宮青果部会協議会色彩部会
和田 敦志 さん(神戸町斉田)

 神戸町では、9月下旬から始まったミニトマトの出荷が本格化しています。下宮青果部会協議会色彩部会の和田敦志さんが約20アールのハウスで栽培し、岐阜市場やJAのファーマーズマーケット、地元の農産物直売所「ボン・マルシェ」などへ出荷しています。
 今年産は、7〜8月にかけて定植しましたが、9月の日照不足の影響で生育が遅れ、出荷量は平年と比べて少なくなっています。和田さんは「出荷量は少なくなっているが、着色や大きさなど品質面に問題はなく、上々の仕上がり。病害虫の発生に注意しながら、品質の維持に努めたい」と話しています。
 和田さんは、県内有数の葉物産地である神戸町では珍しいミニトマトの生産者。8年前に就農し、現在は、家族、パート従業員2人と栽培に励んでいます。
 出荷は来年6月まで続き、最盛期となる4〜5月は、多い時で日量20ケース(1ケース=6キロ)を出荷する見込みです。下宮支店の担当者は「県内でもミニトマトの生産者は少ない。品質、出荷量の安定に努めながら、有利販売につなげていきたい」と話しています。
(2016年12月号)

2016年11月号の画像

美濃のかいづっ子の収穫作業
海津トマト部会
東方 健泰たけやす さん(海津市海津町日原)

 海津トマト部会が栽培する冬春トマト「美濃のかいづっ子」の出荷が本格化しています。今年産は平年並みの9月下旬に出荷がスタート。夏場の猛暑や9月の日照不足で小玉傾向ですが、10月に入ってからは好天が続いており、主力サイズ(L)の割合も増えてくると見られています。
 海津市は冬春トマトの生産量が県内の約8割を占める産地で、海津トマト部会の部会員67人が約22ヘクタールのハウスで「CF桃太郎J」「麗容れいよう」「りんか」の3品種を栽培し、「美濃のかいづっ子」のブランド名で、中京や北陸市場へ出荷しています。
 同部会の東方健泰さんは、ハウス内の温度や湿度などの栽培情報を無線伝送し、スマートフォンで監視できるシステムを導入し、農業の見える化に取り組んでいます。東方さんは「データの蓄積があると、作業の効率化や品質の安定につながる。今年産は前年産より1割増の出荷を目指したい」と力を込めます。
 出荷は来年7月まで続き、120万ケース(1ケース=4キロ)の出荷を目指していきます。
(2016年11月号)

2016年10月号の画像

特別栽培米コシヒカリの収穫作業
山根 尚之 さん(関ケ原町今須)

 不破区域では、8月下旬から9月中旬にかけて特別栽培米「コシヒカリ」の収穫が行われました。今年産は、5月上旬の田植え以降、天候に恵まれ、平年より1週間ほど早い刈り取り開始となりました。
 同区域は中山間地が多いため、昼と夜の寒暖差が大きく、水もきれいなことから「コシヒカリ」の栽培が主流になっています。特別栽培米の取り組みは、平成14年に「ぎふクリーン農業」の認証を取得したことをきっかけに、18年にスタート。栽培は区域全域にまで広がり、20年には「ハツシモ」も特別栽培米の取り組みを始めました。今年産は、両品種合わせて約360ヘクタールで栽培しています。
 関ケ原町今須の山根尚之さんは、4ヘクタールで「コシヒカリ」を栽培。今年産は4パターンの肥料試験を行うなど、食味の優れた米づくりに力を入れています。山根さんは「中山間地での栽培は不利な条件だが、きれいで冷たい水を利用できるなど、この地域にしかできない栽培方法もある。付加価値を高めて有利販売につなげたい」と話しています。
 JAでは、特別栽培米に加え、良食味米の生産に取り組むことで産地の差別化を図りたいとしています。
(2016年10月号)

2016年9月号の画像

梨の収穫作業
大垣曽根梨部会
林 政美 部会長(大垣市曽根)

 県内有数の梨産地である大垣市では、7月下旬から8月下旬にかけて露地梨「幸水」の出荷が行われました。今年産は暖冬の影響で開花がばらつき、玉数は少なくなりましたが、品質面は糖度が高く上々の仕上がりでした。8月下旬からは「豊水」の出荷が始まっており、10月下旬までに全品種合わせて350トンの出荷が見込まれています。
 50アールで栽培する大垣曽根梨部会の林政美部会長は早朝に収穫作業を行っています。林部会長は「幸水はみずみずしくおいしい品種だが、9月以降もおいしい品種の梨がたくさん収穫できる。多くの人に大垣の梨を食べてもらいたい」と話しています。
 同市では、曽根、南若森地区の28戸が約14ヘクタールで栽培し、岐阜市場などへ出荷しています。両地区で構成する大垣市ナシ生産連絡協議会では、平成16年に「ぎふクリーン農業」の認証を取得。消費者ニーズと環境に配慮した減農薬、減化学肥料栽培に取り組んでいます。近年では、性フェロモン剤を導入し、さらなる減農薬栽培に努めています。
(2016年9月号)

2016年8月号の画像

甘長ピーマンの収穫作業
海津甘長部会
森 正和さん(海津市海津町五町)

 京野菜「伏見甘長とうがらし」にちなんで名前が付けられた「甘長ピーマン」の出荷が、海津市や輪之内町で最盛期を迎えています。今年産は海津甘長部会の部会員65人が露地とハウス合わせて約4ヘクタールで栽培。10月下旬までに、4万ケース(1ケース=120グラム×30袋)を岐阜や名古屋、大阪市場へ出荷する計画です。
 7月中旬現在で、日量は200ケース。高温障害の影響で、出荷量は平年より少なくなっていますが、品質面は、主力であるM、Lの規格が多く、平年と比べても遜色ない出来に仕上がっています。
 部会員の森正和さんは、ハウス6アールで栽培。早朝5時からの収穫作業に追われています。森さんは「近年の猛暑で栽培管理は年々難しくなっている。遮光資材を有効活用して高温障害を防ぎ、品質と出荷量の安定に努めたい」と話しています。
 海津集出荷センターでは、出荷の遅れを挽回できるよう、生育状況の確認に力を入れ、有利販売につなげたいとしています。
(2016年8月号)

2016年6月号の画像

モロヘイヤの収穫作業
下宮青果部会協議会モロヘイヤ部会
戸川 博さん(神戸町斉田)

 神戸町では、4月中旬から始まったモロヘイヤの出荷が最盛期を迎えています。同町では、下宮青果部会協議会モロヘイヤ部会の部会員14人が延べ4ヘクタールのハウスで栽培。多いときで日量300ケース(1ケース=4キロ)を中京、北陸市場へ出荷しています。
 今年産は昨年よりも2週間ほど早く出荷がスタート。春先からの好天で順調に生育し、5月上旬時点で、出荷量、平均価格とも昨年産を上回っています。
 戸川博部会長は「ここまでは、葉が大きく品質の良いモロヘイヤが出荷できている。梅雨時期の栽培管理に注意し、シーズンを通した安定出荷を心掛けたい」と話しています。
 同部会が出荷するモロヘイヤは、ハウス栽培のため、軸まで食べられる柔らかさが特徴です。JAでは、産地の強みを生かし有利販売につなげていくため、情報発信力を強化していきたいとしています。
 10月末まで出荷は続き、昨年産の2万ケースを上回る2万3000ケースの出荷を見込んでいます。
(2016年6月号)

2016年5月号の画像

冬春トマトの収穫作業
海津トマト部会
鷲野 耕治さん(海津市南濃町田鶴)

 冬春トマト県内最大の産地である海津市で、出荷が最盛期を迎えています。同市では、海津トマト部会64人が、ハウス約23ヘクタールで「CF桃太郎J」「麗容」の2品種を中心に栽培。「美濃のかいづっ子」のブランド名で、中京や北陸市場へ出荷しています。
 今年産の出荷は、昨年10月からスタート。これまで順調な出荷が続いており、出荷量は前年同月比112%で、価格は同106%となっています。
 同部会で技術長を務める鷲野耕治さんはハウス40アールで栽培。灰色かび病の原因となる多湿に注意しながら、栽培管理を行っています。鷲野さんは「4~6月は最も出荷量が多くなる時期。栽培管理を徹底し、品質の高いトマトを多く出荷していきたい」と意気込みを話しています。
 海津集出荷センターでは「今年は新規就農者4人が加わり、部会の活性化につながった。今後は産地をアピールする情報発信力を強化し、有利販売につなげたい」と話しています。
 出荷は6月下旬まで続き、100万ケース(1ケース=4キロ)の出荷を目指していきます。
(2016年5月号)

2016年4月号の画像

冬春キュウリの収穫作業
海津胡瓜部会
神野 高規さん(海津市海津町内記)

 海津市では、4~6月が最盛期となる冬春キュウリの出荷が本格化しています。出荷する海津胡瓜部会では、3月中旬現在で昨年より1割ほど多い日量2500ケース(1ケース=5キロ)を岐阜や四日市市場へ出荷しています。
 同部会は、部会員37人がハウス約10ヘクタールで「極光」や「千秀2号」など3品種を栽培。生産量は岐阜県内全体の8割以上を占めています。
 今年産は、昨年9月中旬から出荷が始まりましたが、目立った病害虫の被害はなく、高い秀品率となっています。出荷量も前年より多く順調です。
 部会員の神野高規さんは「この時期はハウス内の乾燥に注意しながら栽培管理を行っている。最盛期となる4~6月に向けてより高い品質を追求しながら有利販売につなげたい」と意気込みを話しています。
 部会では、近年問題が深刻化するキュウリ黄化えそ病対策として県対策チームの指導で、赤色防虫ネットや天敵のスワルスキーカブリダニを導入。産地として安定した品質と出荷量の確保に努めています。出荷は6月下旬まで続き、前年産を上回る40万ケースの出荷を計画しています (2016年4月号)

2016年3月号の画像

春ダイコンの収穫作業
牧園芸組合だいこん部会
渡辺 秀雄さん(安八町牧)

 安八町では、2月上旬から春ダイコンの出荷が始まっています。今シーズンは、12月の気温が高く推移したため、生育が早まり、昨年より2週間ほど早く出荷が始まりました。品質面は大きさ、形ともに良く、良好な仕上がりです。
 同町では、牧園芸組合だいこん部会の部会員7人が「優等生」など6品種を2.5ヘクタールで栽培し、大垣や岐阜市場へ出荷しています。
 渡辺秀雄さんはアルバイトと2人で収穫作業を行っています。渡辺さんは「今年は主力であるLサイズの割合が多く、良いスタートが切れた。みずみずしい春ダイコンを多くの人に食べてもらいたい」と話しています。
 部会では、平成13年に「ぎふクリーン農業」の認証を取得し、安全・安心なダイコン栽培に取り組んでいます。また、近年では有機質肥料を多めに使い、より品質にこだわったダイコン作りに努めています。
 出荷のピークは3月で、多いときには日量350ケース(1ケース=10キロ、15キロ)を出荷する予定。6月上旬まで出荷は続き、1万5000ケースの出荷を計画しています。
(2016年3月号)

2016年2月号の画像

蔵出しミカンの出荷作業
川合 聡さん(海津市南濃町松山)

 県内唯一のミカン産地、海津市南濃町で、1月中旬から蔵出しミカンの出荷が始まりました。同町では、前年12月に収穫した「青島温州」など晩生品種を室温5~7度に保った蔵で1カ月以上熟成させて出荷しています。2月中旬まで出荷のピークは続きます。
 同町のミカンは、果皮が厚く、酸味が強いため、蔵で1カ月以上貯蔵することで、固さがなくなり、酸味もとれて、甘みが増します。
 同町のミカン生産者、川合聡さんも出荷作業に追われています。川合さんが管理する蔵は、天井近くまで棚があり、1箱約15キロのミカンの木箱約1千箱が貯蔵されています。川合さんは「今年は天候不順の影響で、収量は少なくなったが、味、香り、色付き具合は最高の仕上がり」と自信を見せています。
 蔵出しミカンは、南濃選果場を通じて3月上旬まで「南濃みかん」のブランド名で岐阜市場などに出荷されるほか、管内のファーマーズマーケットや、地元の道の駅「月見の里南濃」でも販売されます。
(2016年2月号)

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