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にしみのブランド ロゴマーク

にしみのブランド『風景』

安全・安心な「にしみのブランド」農産物の生産を支える人や作業など、普段は目にすることのない風景を紹介。
地道な努力の成果がブランドを支えています。

2014年

2014年12月号の画像

冬春ホウレンソウの収穫
牧園芸組合ほうれんそう部会
渡辺 智幸さん(安八町牧)

 安八町の牧園芸組合ほうれんそう部会が栽培する冬春ホウレンソウの出荷が12月に入り本格化しています。同部会では、22人の部会員が「クロノス」、「ミラージュ」、「ハンター」、「七之助」の4品種を6ヘクタールで栽培。今年産の出荷は10月中旬から始まっており、来年5月までに前年産の32トン以上の出荷を目指しています。
 今年産は、9月上旬の播種時期に天候不順が続き、種をまき直した影響で、10月の出荷量は平年より少なくなりましたが、再播種後の生育は順調で、需要期に向け平年並みの出荷量に回復してきています。
 同部会の渡辺智幸さんは今年20アールで栽培。渡辺さんは「これから需要期を迎えるので、栽培管理を徹底し遅れた分を挽回したい」と意気込んでいます。
 同部会では、10年以上前に化学肥料や農薬の使用量を減らす「ぎふクリーン農業」の認証を取得。安全・安心にこだわり、消費者から信頼される産地づくりに取り組んでいます。
(2014年12月号)

2014年11月号の画像

冬春キュウリの収穫
海津胡瓜部会
瀬古 和博 部会長 (海津市海津町森下)

 冬春キュウリ県内最大の産地・海津市では、9月中旬から始まった冬春キュウリの出荷が順調に行われています。今年産は、海津胡瓜部会36人が9.3ヘクタールのハウスで栽培。出荷は来年6月下旬まで続き、45万ケース(1ケース=5キロ)以上の出荷を目指しています。
 今年産の出荷は、8月中旬から下旬にかけて天候不順が続いたため、生育が遅れ、9月の出荷量は前年同月より減少しましたが、9月中旬以降は好天が続き、現在は平年並みの出荷量となっています。
 同部会の瀬古和博部会長は今年28アールのハウスで栽培しています。瀬古部会長は「品質確保へ向けて栽培管理を徹底し、消費者に喜ばれるキュウリを出荷していきたい」と意気込みを話しています。
 部会では、県対策チームと連携し近年問題が深刻化する「キュウリ黄化えそ病」対策として、赤色防虫ネットやアザミウマの天敵「スワルスキーカブリダニ」を導入。導入の効果も高いことから、さらなる普及を呼びかけ、より品質の高いキュウリ生産につなげたいとしています。
(2014年11月号)

2014年10月号の画像

イチジクの収穫
海津イチジク部会
瀬古 敏美さん (海津市海津町森下)

 海津市では、8月下旬から始まったイチジクの出荷が本格化しています。今年産は台風11号から続いた長雨の影響で、平年に比べ1週間ほど遅く出荷がスタート。玉の大きさにばらつきがあり、出荷量は前年より少なく推移していますが、9月に入り天候も回復し、品質・出荷量とも平年並みに戻ると見られています。出荷は10月下旬まで続き、岐阜市場などへ1万5000ケース(1ケース=400グラム×4パック)の出荷が見込まれています。
 同市では、海津イチジク部会の生産者7人が1.6ヘクタールで、「桝井ドーフィン」を栽培。収穫作業に追われる同部会の瀬古敏美さんは「出荷当初は、長雨の影響が強く残ったが、徐々に回復している。9月〜10月は出荷の最盛期になるので、需要が高いL、2Lサイズを多く出荷していきたい」と意気込んでいます。
 部会では、一部の量販店向けに朝取り出荷を行っており、鮮度が高いことから人気を集めています。また、パックごとにイチジクのイラストと生産者の名前を記載したオリジナルラベルも作成。産地のPRにも力を入れています。
(2014年10月号)

2014年9月号の画像

大豆の摘心処理
平原地域営農組合(海津市海津町平原)

 管内では、5年前に導入した大豆栽培の摘心処理が8月上旬から中旬にかけて行われました。今年度は、海津市の営農組合など4組織が摘心処理に取り組み、安定した品質と収量の向上に努めています。
 摘心処理は、大豆の開花期前までに、主茎頂から5センチ下を目安に切る技術で、播種後40日ごろが作業の目安。播種の適期を6月下旬の早期播種から7月中・下旬の播種まで長くとれることや、倒伏軽減による収穫ロスの減少や作業時間の短縮、収量の向上につながる技術として期待されています。
 海津市の平原地域営農組合でも、8月13日に専用の機械を取り付けた乗用管理機で作業を行いました。同組合では、3年前に摘心処理を導入。作業班長の伊藤光治さんは「今年は約60ヘクタールの大豆ほ場のうち、5ヘクタールで摘心処理を実施した。天候に左右されるなど難しい部分もあるが、早期播種ができ、作業の分散化が図れることは大きい」と話しています。
 海津営農経済センターでは、適期播種につながる技術として今後も栽培面積の多い営農組合へ普及させていきたいとしています。
(2014年9月号)

2014年8月号の画像

モロヘイヤの収穫
下宮青果部会協議会モロヘイヤ部会
戸川 博 部会長(神戸町斉田)

 神戸町では、需要期を迎えたモロヘイヤの出荷が本格化しています。今年産の出荷は、平年に比べ播種を10日ほど遅らせたため、4月の出荷量は前年比の7割ほどでしたが、5月に入り回復。その後も天候に恵まれ、品質・出荷量とも順調に推移しています。下宮青果部会協議会モロヘイヤ部会の戸川博部会長は「今年産は葉のつや、形ともに良く上々の仕上がり。軟らかく軸まで食べられるこの産地のモロヘイヤをたくさんの人に食べてほしい」と話しています。
 同部会は、部会員13人で構成され、東海地方では珍しいハウスを利用して、年2作の延べ4ヘクタールで栽培。ハウス栽培により、早期出荷できるだけでなく、収穫する「わき芽」が手で折れるほど軟らかく、軸まで食べられると消費者からは好評です。7月の最盛期には多い時で日量280ケース(1ケース=100グラム×20袋)を出荷。昨年産の1万9000ケース以上の出荷を目指し、10月下旬まで続きます。
(2014年8月号)

2014年6月号の画像

冬春ナスの収穫
海津ナス部会
伊藤宗人部会長(海津市海津町高須)

 海津市で、昨年11月から始まった冬春ナスの出荷が最盛期を迎えています。同市では、海津ナス部会の部会員2人が32アールのハウスで「千両」を栽培。ハウス栽培のため、皮が軟らかく、食べやすいのが特徴です。日量は120〜130ケース(1ケース=5キロ)で、7月上旬までに1万ケースの出荷を目指しています。
 今年産は、春先の寒さの影響もあり、平年と比べ出荷量は若干少なめ。しかし、今後は気温上昇とともに回復してくると見られています。
 同部会では、「V字仕立て」という方法で、ナスを栽培。伊藤宗人部会長によると、この栽培方法は、どの枝にも均等に太陽光が当たるため、安定して良い品質のナスがつくれるそうです。また、整枝や剪定作業が手の届く範囲でできるため、作業の効率化につながると言います。伊藤部会長は「5月、6月は出荷量が一番多い時期。選果・選別を徹底して、品質の良いものを多く出荷していきたい」と意気込んでいます。
(2014年6月号)

2014年5月号の画像

水稲の育苗作業
海津育苗センター(海津市海津町深浜)

 管内の育苗センターでは、3月中旬から始まった水稲の育苗作業が順調に行われています。今年度JAが供給する苗は約51万枚。そのうち「ハツシモ」が約5割、「コシヒカリ」が約2割を占めています。
 管内のトップを切って育苗作業を始めた海津育苗センターは、早生品種「あきたこまち」の苗約3万8000枚を育苗。専用の発芽室で芽を揃えた後、緑化室・硬化ハウスに移して18センチ前後になるまで育て、4月上旬、生産者に供給しました。「あきたこまち」は海津市の主力品種で、今年度の作付面積は約600ヘクタール。市内の水稲作付面積の約4割を占めています。同センターの担当者は「温度管理に注意しながら、育苗作業を進めてきた。今後も作業は続くが、生産者に健全な苗を届けることができるよう細心の注意を払いたい」と話しています。
 苗の供給は、「ハツシモ」の田植えが終わる6月上旬まで続きます。
(2014年5月号)

2014年3月号の画像

フキの収穫
養老ふき組合
横山繁樹組合長 (養老町釜段)

 県内唯一のフキの産地・養老町では、昨年12月下旬からフキの出荷が行われています。出荷するのは、養老ふき組合の2人で、1.5ヘクタールのハウスで栽培しています。5月上旬まで出荷は続き、昨年産の2万7000ケース(1ケース=4キロ)以上の出荷を目指しています。
 同組合の横山繁樹組合長は、長さ1メートルほどに生長したフキを1本1本手作業で収穫。今年産は、定植後必要な時期に雨が降らず、根張りが良くないそうです。また、出荷規格も主流の2Lサイズの割合が少なく、Lサイズが中心となっています。横山組合長は「現在出荷している抑制栽培のフキは、全体的に出荷量が少なくなりそうだが、3月下旬から始まる促成栽培のフキは、株の状態が良いので、旬の春へ向けてしっかり管理し安定した出荷量を確保したい」と話しています。
 同組合では、2年前ラップ(包装)する際に入れるラベルを一新。3月下旬から出荷するフキに、春をイメージしたピンク色のラベルを入れて産地をアピールしていきます。
(2014年3月号)

2014年2月号の画像

南濃みかん
蔵出しミカン
南濃町みかん部会
水谷 善丸さん (海津市南濃町吉田)

 県内唯一の産地・海津市南濃町では、昨年の11月中旬からミカンの出荷が始まっています。南濃町みかん部会130人が「尾張改良温州」「青島温州」を栽培し、岐阜市場などへ出荷しています。
 1月中旬からは「蔵出しミカン」の出荷が始まりました。「蔵出しミカン」は、厚い皮と酸味が強い晩生のミカンを、室温5度前後に保った貯蔵庫内で1ヵ月以上保存し熟成させる手法で、同町では伝統の手法です。貯蔵庫で熟成させることで、ミカンの酸味が抜けて甘みが増します。同部会の水谷善丸さんは、昨年12月中旬に収穫したミカンを貯蔵庫へ運びました。水谷さんは「今年度産は、昨年の夏の暑さの影響で出荷量は前年産に比べ少なくなる見込みだが、実は大きく、甘みも抜群」と品質に自信を持っています。
 部会では、生産者の高齢化や後継者不足が課題になる中、今年度から県内JAの直売所に出荷するなど、販路拡大の取り組みに力を入れています。出荷は3月上旬まで続き、前年並みの35万キロの出荷を目指しています。
(2014年2月号)

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