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WE LOVE 農

『にしみのブランド』を生産する農家の方に登場していただき、農業へのこだわりなどをお聞きしています。

最新号

夢追いかけ夫婦でトマト農家に
次なる夢は6次産業化

2019年3月号の画像

成願 洋治郎さん・千明さん

 養老町下笠で、同町のブランドトマト「養老育ち」を栽培する成願洋治郎さん(51)と千明さん(51)夫婦。謙虚な姿勢を忘れず、こまめな管理を徹底することで高品質なトマトの栽培を実現しています。
 元々は大手量販店で販売員をしていた成願さん夫婦。そこで出会ったきれいな野菜たちを見て、「自分たちも農家になって、おいしいものを消費者に届けたい」と強く思うようになりました。農家への転身を決意すると、JAに相談。研修先を紹介してもらい、海津市の農家で千明さんは半年間、洋治郎さんは3カ月間トマト栽培について学び、平成12年に二人揃って就農しました。
 就農当時は、分からないことばかりでしたが、周りのトマト農家に助けられながら、仕事をこなしてきました。洋治郎さんは「技術的なことも嫌な顔ひとつせずに教えてくれた。今の自分たちがあるのも周りの方々の支えのおかげ」と感謝の言葉を口にします。
 大切にしていることは、謙虚な姿勢でトマトと向き合うこと。決して現状に満足することはありません。摘果や葉かきなどの基本的な管理を徹底することに加え、近年はICT(情報通信技術)を活用した環境制御などにも積極的に取り組んでいます。「シンプルにどうしたらおいしいトマトができるか、それだけを考えている」と洋治郎さんは語ります。
 地域とのつながりも大切にし、毎年地元小学校のトマトハウスの見学を受け入れています。「今はトマトがどんなふうにつくられているか知らない子もいる。地元のことには関心を持ってほしいし、自分たちも初心に戻ることができて良いイベントになっている」と笑顔を見せます。
 「農家になる」という夢を実現し、今では「四六時中トマトのことを考えることができて幸せ」と語る成願さん夫婦。次なる夢は6次産業化です。「トマトジュースやケチャップなどの加工品を自分たちが所属する組合で作ってみたい。そのために今は一生懸命トマトと向き合い、一緒に成長していきたい」と強い思いを語ってくれました。
(2019年3月号)

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変化見極め高品質・高収量を実現
我が子のようにイチゴと接する

2019年2月号の画像

養老町橋爪
水野 直樹さん

 養老町で、イチゴ「濃姫」の高設栽培を手掛ける水野直樹さん(56)。就農したのは5年前と、農業経験が浅いにも関わらず、日々の生育確認と小まめな管理を徹底することで、高品質なイチゴの安定出荷を実現しています。
 実家が兼業農家で、小さい頃から農業を手伝っていた水野さん。大学卒業後はアパレル関係の会社に就職しましたが、20歳のころから抱いていた「施設園芸をやってみたい」という夢をあきらめきれず、長女の就職をきっかけに、農家への転身を決意しました。
 イチゴの栽培技術は、「JA全農岐阜いちご新規就農者研修所」の1年2カ月に及ぶ研修で身につけました。「栽培方法はもちろん、農業経営など農家として必要な知識をたくさん学ぶことができた。今の自分があるのは、研修所での経験のおかげ」と語ります。
 高設栽培でのイチゴの出来栄えは、天候に加え、ハウス内の温度や湿度、養液の管理などに左右されます。水野さんは毎日一株一株イチゴの生育状況を見ながら、「今、イチゴが求めていることは何なのか」を常に考え、状況判断するようにしています。小まめな管理は、イチゴの収量にも表れ、10アール当たりの平均収量は安定して6トンを記録するようになりました。
 それでも、まだまだ失敗することはたくさんあると言い、水野さんはイチゴの存在を「なかなか言うことを聞いてくれない可愛い子どもみたい」と表現します。まっすぐにイチゴと向き合い、無事に出荷できたときの喜びは、子育てに共通する部分があるそうです。
 自分の夢を叶え、イチゴ農家として円熟期に入った水野さん。今目標としているのは、さらなる収量の向上です。具体的には10アール当たりの収量で7トンを目指しています。「県内には、10アール当たりで8トンとる農家もいる。失敗を良い経験に変え、栽培技術の向上と作業の効率化を図り、一歩一歩イチゴ農家として成長していきたい」と意気込みを話してくれました。
(2019年2月号)

2019年2月号の画像
水野さんの愛情を受け元気に育つイチゴたち

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