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WE LOVE 農

『にしみのブランド』を生産する農家の方に登場していただき、農業へのこだわりなどをお聞きしています。

最新号

師匠は“じいちゃん”
孫に引き継がれるイチゴ栽培

2020年2月号の画像

海津市平田町三郷
森 大輔さん

 平田町苺園芸組合に所属し、22アールのハウスでイチゴ「濃姫」を栽培する森大輔さん(29)は、長年イチゴを栽培してきた祖父母の後継者として9年前に就農しました。夢は尊敬する祖父・昌昭さんを超えるイチゴ農家になること。その夢に向かってイチゴと向き合う日々が続いています。
 幼いころから昌昭さんや今は亡くなってしまった祖母・美佐子さんの姿を見て育ち、農業のことを学ぶため、大垣養老高校、岐阜県農業大学校へ進学。経営作物は迷っていましたが、祖父母や10アール収量が県下トップクラスの同組合の存在が後押しとなり、イチゴ農家になることを決めました。
 就農後は、昌昭さんから指導を受け、栽培について多くを学びました。中でも、「イチゴは手をかけた分だけ結果で返してくれる作物だ」と何度も言われたことが印象に残っているそうで、作業で忙しく妥協したくなるときもこの言葉を思い出し、自分を奮起させてきました。「じいちゃんのイチゴにかける情熱や、とことん追求する姿勢は自分の原点」と大輔さんは話します。
 森家のイチゴ栽培で代々引き継がれているのは、大玉で品質の良いイチゴを作ること。そのため、大輔さんは土づくりや摘果作業を徹底しています。土づくりでは、一般農家と比べて倍の量となる堆肥を植え付け前に投入して地力アップを図り、摘果作業では、摘み残しがないように、通常では1回の巡回で終わるところを2回巡回するようにしています。
 今年度からは海津市の4Hクラブ(農業青年クラブ)の会長も務めている大輔さん。同世代の農業者と交流する機会も増え、「自分の経営は今のままでいいのか」と自問自答することが増えてきたと言います。はっきりした答えはまだ出せていませんが、昌昭さんから引き継いだ技術に自分の色をプラスしていくことが大切だと考えるようになりました。「じいちゃんはじいちゃん。自分は自分。じいちゃんから教えてもらったことをベースに、自分らしさもアレンジして、イチゴ農家として成長していきたい」と前だけを見据えています。
(2020年2月号)

2020年2月号の画像
大輔さんを支える祖父の昌昭さんと妻の遥香さん

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